日本文典唱歌
日本 文典唱歌
大和田建樹作歌
小山作之助作曲
東 の海 の波 間 より のぼる朝 日 の本 つ國 風 土 ゆたかに民 あつく ひろき世 界 にたぐひなし- この
國 風 に育 てられ優 美 きはめし我 國 語 みださで法 を守 るこそ國 を愛 するこゝろなれ 人 の心 をうつしだす言 葉 の數 は多 けれど類 を分 ちて名 づくれば八 品 詞 とぞなりにける物 と事 との名 をしめす名 詞 の次 に其 代 理 つとむるものは代 名 詞 指 示 ・人 ・疑 問 の三 種 あり物 を「これ」「それ」「あれ」「かれ」と指 すは指 示 なる代 名 詞 人 代 名 詞 は「我 」と「汝 」疑 問 は「何 」と「誰 」「いづれ」名 詞 の樣 や性 質 を のぶる詞 は形 容 詞 種 類 わかてば尋 常 と數 と敬 語 と疑 問 なり- 「
まとかなる 月 」「しづけき 夜 」 これ尋 常 の種 類 にて 「お ふみ」「御 紙 面 」「おん 手 紙 」 「御 代 」は敬 語 の内 ぞかし - 「
一 つの机 」「三 つの筆 」數 をあらはす外 に又 疑 問 の役 をつとむるは 「いかなる 事 ぞ」「いつの 日 ぞ」 物 の動 きと靜 まりを しめす詞 は動 詞 なり 「谷 水 ながれ 」「花 ちり て」 「うぐひす歌ひ 」「魚 あそぶ 」動 詞 に自 他 の分 ちあり 「月 をながめて 」「火 を消す 」と 「を」の字 を入 れていはるゝを他 動 詞 とこそ名 づけたれ- 「
幼 子 ねむる 」「梅 かをる 」 「日 てる 」「雨 ふる 」「水 ながる 」 これらは「を」の字 入 れられず自 動 詞 なりと記 憶 せよ 動 詞 のあとに附 け添 へて意 味 を助 くる助 動 詞 は まづ第 一 に過 去 未 來 未 來 は「ゆかん 」「來 らまし 」過 去 の詞 を數 ふれば 「き」「ぬ」「つ」「たり」「けり」其 外 に 「立 てり 」「眠 れり 」「おもへり 」の 「り」といふ詞 も此 類 よ第 二 は人 に然 せられ自 然 に然 る詞 にて 「鼠 にかまる 」「火 に燒 かる 」 よく「ねむらる 」のたぐひなり三 は他 をして然 さする 「泣 かす 」「得 さす 」の詞 にて四 は尊 敬 と謙 遜 を あらはす敬 語 助 動 詞 ぞ- 「
君 おはします 」「めで給ふ 」 「宣 はせらる 」「出で 行 かる 」 この「る」と「らる」は第 二 なる ことばと似 たり混 ずなよ 右 は敬 ふ心 にて 「侍 り」「候ふ」「たてまつる」 「申 す」「きこゆる」「參 らする」 これらは卑 下 し言 ふ詞 五 には願 と下 知 ことば 「立 てよ 」「ゆくべし 」「歸 りたし 」人 に願 ふは「なん」にして我 に望 むは「ばや」と知 れ- 「
雨 も降 らなん 」「日 照 らなん 」 「してよ」と人 に願 ふ時 「明 日 も行かばや 」「かたらばや 」 「したし」と我 に望 む意 味 - さて
第 六 は推 量 の心 あらはす「らん」と「けん」 「らし」「べし」「めり」の五つにて 「らん」は現 在 「けん」は過 去 七 は打 消 す詞 にて 「言 はず 」「思 はじ 」「見 きくまじ 」 「知らざる 」事 に「口 だすな 」 「あしき友 にな 交 はりそ 」動 詞 はすべて活 用 と名 づくる語 尾 の變 化 あり これを正 格 變 格 に わけたる法 のおごそかさ- まづ
正 格 の其 一 は四 段 にはたらく詞 にて 「ゆか ん」「ゆき 」「ゆく 」「ゆけ 」といふ 「か」「き」「く」「け」即 ち是 ぞかし - なほ
他 の例 は「さ」「た」「は」「ま」「ら」 「押 さ ん」「分 た ん」「戰 は ん」 「進 ま ん」「取 ら ん」この五 行 口 にそらんじ忘 るなよ 其 二 は上 の二 段 にて 「起 き 」「起 く 」「起 く る」「起 く れ」なる 「き」「く」の二 音 に動 くなり 「起 きる 」と俗 にいふは是 - 「
起 き」「落 ち」「恨 み」「媚 び」「報 い」 「舊 り」と「率 ゐ」の七 行 に はたらく上 の二 段 をば 「き」「ち」「ひ」「み」「い」「り」「ゐ」と覺 ゆべし - さて
三 番 は下 二 段 「受 け 」「受 く 」「受 く る」「受 く れ」にて 「け」「く」とはたらく音 なるが 「受 ける 」といふは口 語 なり 下 の二 段 はおの/\の行 に渡 りて無 きはなし 「得 」「受 け 」「痩 せ 」「捨 て 」「兼 ね 」「並 べ 」 「甞 め 」「消 え 」「隱 れ 」「植 ゑ 」そだつ四 番 五 番 は「着 き」「き る」「き れ」 「蹴 け」「け る」「け れ」との二 種 にして上 と下 との一 段 の音 より外 に變 化 せず- 「
着 」「似 」「干 」「見 」「射 」「率 」の六 行 に わたりて上 は例 あれど下 は鞠 「け る」「糸 へ る」の ほかに用 ひぬ詞 なり - さて
變 格 はまづ羅 行 「有 ら ん」「有 り 」「有 る 」「有 れ 」にして 「野 あり 」「山 あり 」「川 あり 」と 「り」にて切 るゝが特 性 ぞ - 「
居 ら ん」「侍 ら ん」「行 きたら ん」 「ゆけり 」「ゆきけり 」「ゆきぬめり 」皆 この羅 行 の變 格 と知 りて四 段 に比 べみよ 次 に奈 行 の變 格 は 「往 な ん」「いに 」「いぬ 」「いぬ る」「いね 」 「いぬ れ」と六 つにはたらきて 「死 ぬ 」と「ゆきぬ 」も此 變 化 - さてまた
加 行 變 格 は 「來 」「き」「く」「くる」「くれ」一 つにて佐 行 は「爲 」「し」「す」「する」「すれ」の ほかには字 音 の活 用 ぞ - なほも
三 つの變 格 は過 去 の「き」の字 が「せ」「き」「し」「しか」其 他 打 消 助 動 詞 の 「ず」「ぬ」「ね」とかはる詞 あり - 「ゆか
ん 」「ゆかめ 」のたぐひにて 「花 はさきけん 」「さきにけめ 」 「月 はいづらん 」「いでぬらめ 」 こは特 別 の變 化 なり - そも
何 故 に一 段 や二 段 四 段 や變 格 の そのはたらきを起 せるぞ皆 それ/\に役 目 あり - いま
一 定 の法 則 を示 して作 る五 階 の圖 その階 ごとに名 をつけて役 目 /\を知 らせまし - 「か」「さ」「た」「は」「ま」「ら」の
其 ならび將 然 言 と名 づけたり 「ず」「ぬ」「じ」「で」「ん」「まし」「ば」「ばや」「なん」 これらにつゞく活 用 ぞ - 「なん」は
願 の「なん」にして 「ば」は推 量 の「ば」の字 なり 「行 かしむ 」「見 しむ 」「言 はしむ 」と 「しむ」を受 くるも此 階 よ - 「き」「し」「ち」「ひ」「み」「り」の
第 二 階 連 用 言 と名 づけたり 「て」「けり」「けん」「てん」「なん」「ながら」 「つ」「ぬ」「き」「たり」「つゝ」下 に受 く - 「なん」は
推 量 「つ」「ぬ」「き」過 去 下 の動 詞 につゞくるは連 用 言 の役 目 なり 「蹴 合 ふ」け「行 き あふ」「語 り あふ」 - 「く」「す」「つ」「ふ」「む」「る」の
終 止 言 意 味 は切 るれど「と」「とも」「らん」 「めり」「や」「べし」「らし」「な」「まじ」なる ことばにのみは續 くなり 四 階 は名 詞 につゞきつゝ連 體 言 と名 づけたり 「受 くる 教 訓 」「得る 智 識 」 つゞくは「かな」「まで」「より」「に」「を」「か」- 「け」「せ」「て」「へ」「め」「れ」は
第 五 階 既 然 言 とて「ば」「ど」「ども」の三 語 受 くるが役 目 なり この「ば」は過 去 と現 在 ぞ 羅 行 變 格 受 詞 「と」「とも」「や」ばかり終 止 なり ほかは「らん」「めり」「べし」「らし」「な」 みな連 體 になると知 れ奈 行 變 格 「ば」「ど」「ども」に つゞくは「ぬれ」の音 にして 「ゆきね 」「聞 きね 」と下 知 の時 いふは「ね」といふ文 字 ぞかし加 行 變 格 「き」の過 去 に つゞけ用 ふる例 なく 「過 ぎこし 昔 」「きし 方 」と 「し」には言 方 二 つあり佐 行 變 格 「き」と「し」とを二 つに分 けて「奏 せし 」と 「し」は一 階 を受 くれども 「き」は「奏 しき 」とつゞくなり- 「き」
文 字 「ん」文 字 の變 格 は終 止 連 體 既 然 言 または將 然 もつばかり受 くる詞 も全 からず - 「ず」の
變 格 の受 詞 「ずは 」「ずて 」「ずけり 」「ずと 」「ずとも 」 「ずや 」の外 には連 體 と既 然 すこしも變 りなし - 「
來 たく 」「いはまく 」「なすまじく 」 「ことゝふべく 」の助 動 詞 は副 詞 と同 じはたらきを なせばそこにていふを待 て - 「
行 かる 」「行かす 」は四 段 にて 「得 らる 」「得 さす 」は外 の段 四 段 と同 じ受 樣 は羅 行 奈 行 の變 格 ぞ 四 段 は既 然 そのまゝに 「ゆけ 」「押 せ 」「勝 て 」と下 知 になし ほかの詞 は將 然 に 「起きよ 」と「よ」文 字 添 へていふ- 「ゆけ
り 」「いへり 」と既 然 より 「り」文 字 うくるは四 段 にて 「せり 」「奏 せり」と將 然 を用 ふるものは佐 變 格 右 なる外 に一 二 段 「着 たり 」「起 きたり 」「受 けたり 」と いふを略 して「受 けり 」など いふは例 なき犯 則 ぞ- ながき
動 詞 の説 明 も こゝに一 まづ終 りたり次 にうつらんいざ子 ども膝 をすゝめよ我 前 に - 「
鳥 よく 歌 ふ」「高 く 飛 ぶ」たか 「しづかに ゆくは水 の音 」 これらの詞 は副 詞 とて動 詞 の形 容 つとめたり - また
同 類 の副 詞 をも形 容 詞 をも形 容 し 「いと とく ゆけや」「げに 遠 き 」 とほ 「道 を」といへることもあり 副 詞 は疑 問 接 續 と尋 常 にこそ分 れたれ 「いと」「とく」「げに」は常 にして 「ゆゑに」「されば」は接 續 よ疑 問 副 詞 と名 づくるは 「なぞ」「など」「などて」「いつ」「いかで」 「いかに」「いかんぞ」「いかなれば」動 詞 の疑 問 しめす時 形 容 詞 より變 化 して きたれる語 尾 が多 ければ 「しく」と「く」の字 を跡 に履 む詞 よりまづ示 すべし- 「
清 く 」「久 しく 」「樂 しく 」は形 状 言 と名 づけつゝ動 詞 の語 尾 ともろともに五 階 の圖 にぞ作らるゝ - 「く」「く」「し」「き」「けれ」は「清く」にて 「しく」「しく」「し」「しき」「しけれ」とは 「久し」「たのし」の
活 用 ぞ 見よや亂 れぬ其 法 を 一 二 の階 は副 詞 にて三 と四 五 とは形 容 詞 「まく」「たく」「まじく」「べく」といふ助 動 詞 さへもまじりたり- ながれ「
清 くて 」「清 くして 」 こゝろ「清 くは 」「清 くとも 」 「し」より受 くるは「と」「や」二 つ その他 は動 詞 に異 ならず - 「ませば」「まく」「まし」「まし」「ましか」 こは
變 格 の助 動 詞 ぞ連用言 の受 詞 缺 けたるだけが變 りたり - 「
優 に 」「靜 に 」「たをやかに」 「に」文 字 は「なる」の變 化 にて 「峨 々と 」「唖 然 と 」「茫 然 と 」 「と」文 字 は「たる」の變 化 なり 詞 と詞 つなぐべき文 字 は後 詞 よ後 置 詞 よ むかしの人 のてにをはと名 づけおきしも是 ぞかし- 「
木 の 葉 」「松 が 枝 」「天 つ 風 」 「鯉 に 麩 を やる」「やれば くふ」 「ゆけど 」「ゆけども 」「急 ぐとも 」 「きゝて 」「語 らで 」「思 ひつゝ 」 - 「だに」「さへ」「すら」は
用 法 を誤 りやすき後 詞 なり 「だに」は「なりとも」「さへ」は「まで」 「すら」は「でも」とぞ譯 すべき - 「
鳥 すら 藝 はあるものを」 「おもふ心 の一 つだに 成 らば錦 に花 をさへ 添 へんとまでは願 ふまじ」 - 「つゝ」を
省 きて「つ」とばかり いふはいみじき僻 言 ぞ 又「ものから」は「なれども」の意 味 なることも忘 るなよ - 「は」「も」「ぞ」「なん」「こそ」「し」「しも」「を」は
力 を添 ふることばにて 「や」「か」の二 つは疑 と問 をあらはす後 詞 なり - 「もぞ」と「もこそ」は
行 末 を兼 ねて危 ぶむ心 あり 「降 るか知れぬ」といひたくは 「降 りもぞ する」と使 ふべし - 「および」「ならびに」「あるひは」の たぐひは
別 に離 れたる言 語 章 句 を附 け合 はす接 續 詞 とぞ名づけゝる 感 じて出 づる其 聲 を あらはすものは感 嘆 詞 また感 詞 ともいふぞかし これに前 後 の二 つあり- 「
あな おもしろや」「あら あつや」 「あはれ」「あッぱれ 世 のほまれ」 「やよ 待 て暫 し」「いや 待 たじ」 これらは語 句 の前 におき - 「よし
や 」「うれしな 」「ありけるよ 」 「袂 さむしも 」「是 ぞかし 」 「ゆきし君 かな 」「思 ふはや 」 これは後 にぞ用 ふべき - 「もが」「しが」「もがな」又「しがな」 「もがも」「しがも」の
六 ことばゝ感 詞 を濁 り言 そへて願 の意 味 につかふなり - 「ゆきて見て
しが 梅 の花 」 「訪 ふ人 もがな 我 庵 」 「翔 りてしがな 」「翼 もが 」 「われに貸 すべき鳥 もがも 」 - こゝに
終 りし八 品 詞 心 にしるし忘 れずは係 結 に進 むべし係 は二 つ「ぞ」と「こそ」よ - 「ぞ」の
係 とは「ぞ」「なん」「何 」 「何 」は疑 問 の形容詞 副 詞 後 詞 に代 名 詞 みな含 みたる代 理 者 よ - されば「や」「か」「など」「なぞ」「いかに」 「いかで」「いかなる」「いつ」「いづれ」 「いく」「たれ」「いかゞ」「たれ」「いづく」
問 はでもそれと思 へかし 終 止 で切 るは其 上 に何 も係 のあらぬ時 連 體 言 は「ぞ」の結 既 然 は「こそ」の止 めぞかし- 「
ぞ 行く 」「得 る 」「着 る 」「蹴 る 」「起 くる 」 「有 る 」「くる 」「いぬる 」「する 」「させぬ 」 「清 き 」「久 しき 」「見ん 」「見まし 」 「言 ひし 」「言 ひてん 」「言 へりけん 」 - 「
松 ぞ 久 しき 」「人 やある 」 「などか は知 らぬ 」「誰 いひし 」 「かくなん 我 はおもひける 」 「幾夜 か 起 きて月 みつる 」いく よ - 「こそ」とかゝりて
結 ぶべき ことばゝ「起 くれ 」「ゆけ 」「いぬれ 」 「ね」「蹴れ」 け「得れ」 う「着れ」 き「しか」「ましか」 「有 れ」「め」「くれ」「すれ」「久 しけれ 」 - 「
人 こそ 見 えね 秋 ふけて庭 の萩 こそさきにけれ 」 「夜 のあけてこそ 見にゆかめ たのしとこそ は思ひしか 」 - たとひ
係 はありとても 「に」「を」「て」「ど」「とも」の詞 にて末 をむすばず續 くるは をり/\例 のある事 ぞ - 「すみし
人 こそ かはる とも 」 「花ぞ むかしは知 るべき に 」 これらの外 はむすぶ時 かならず言 葉 きるゝなり 結 はぶきて用 ひたる例 は「今 日 こそ よき日 和 」 「ゆく人 やたれ 」「ものぞ これ」 これも心 得 おくべきぞ下 知 と禁 止 と感 詞 には係 もちふることなかれ 「日 こそ よきかな 」「鳥 ぞ 鳴 け 」 「雨 なん ふるな 」惡 例 ぞ疑 問 の詞 も「も」を置 けば かゝりの力 きゆるなり 「いづこも 同じ 」「誰 も なし 」 「いつも 變 らず 」「何 も あり 」係 を二 つ重 ねても よきは疑 問 の「や」「か」と「何 」 「ゆくや 誰 なる」 たれ「いつか 見 し」 「や」ならば上 に「か」は下 に- 「の」なる
詞 が「ぞ」と同 じ係 になれる時 もあり 「春 の ゝどけき 」「花 の さく 」 されど輕 きは結 なし - かゝれば
結 ぶ言 の葉 の亂 れぬ法 の正 しさは わが國 文 の花 ぞかし さかせや四 方 にかをるまで
この著作物は、1927年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、ウルグアイ・ラウンド協定法の期日(回復期日を参照)の時点で著作権の保護期間が著作者(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者)の没後(団体著作物にあっては公表後又は創作後)50年以下である国や地域でパブリックドメインの状態にあります。
この著作物は、アメリカ合衆国外で最初に発行され(かつ、その後30日以内にアメリカ合衆国で発行されておらず)、かつ、1978年より前にアメリカ合衆国の著作権の方式に従わずに発行されたか1978年より後に著作権表示なしに発行され、かつ、ウルグアイ・ラウンド協定法の期日(日本国を含むほとんどの国では1996年1月1日)に本国でパブリックドメインになっていたため、アメリカ合衆国においてパブリックドメインの状態にあります。