宇川節
- 一
- 宇川海岸 天下の名勝 ドッコイセ コラセ
- 丹後松島 青い海 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二
- 白い砂浜 松はみどりに ドッコイセ コラセ
- 海の幸やら 山の幸 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 三
- 経ヶ岬の 灯台の火は ドッコイセ コラセ
- 恋の暗路も 照らし出す サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 四
- 碇高原 春一番に ドッコイセ コラセ
- わらび ぜんまい さんしょ うど サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 五
- びんぐし 高島 一万度岩 ドッコイセ コラセ
- ともに 文殊に 畳岩 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 六
- 薫り豊かな 天然海苔に ドッコイセ コラセ
- わかめ さざえに うに なまこ サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 七
- 清い流れの宇川の鮎は ドッコイセ コラセ
- 味もかおりも 日本一 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 八
- 夜の漁火 丹後の海に ドッコイセ コラセ
- 映えて みやこと見間違い サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 九
- 夏の夜空に 花火が開く ドッコイセ コラセ
- 丹後松島 夏祭り サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十
- 国道見下す 釜谷の崖に ドッコイセ コラセ
- 咲いた笹百合 いじらしや サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十一
- 山の寺なら あの上山寺 ドッコイセ コラセ
- 海の寺なら 穴文殊 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十二
- 街の客から 隣の娘まで ドッコイセ コラセ
- そろいゆかたの 盆踊り サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十三
- 智恵をもらいに 子供もつれて ドッコイセ コラセ
- おいでなされや 花火祭りの穴文殊 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十四
- 昔語りの 海女唄あって ドッコイセ コラセ
- 宇川おんなは どきょうよし サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十五
- 澄んだ海水 底まで見えて ドッコイセ コラセ
- 光る銀鱗 鯛や鰤 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十六
- みなと中浜 朝日を受けて ドッコイセ コラセ
- 揚る大敷 いかや鯖 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十七
- 釣れたヒコヤに 朝日が踊る ドッコイセ コラセ
- 秋の磯釣り よい釣場 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十八
- 祭り太鼓が どどんとひびきゃ ドッコイセ コラセ
- 今年しゃ 豊年当り年 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 十九
- 嫁にとるなら 宇川の娘 ドッコイセ コラセ
- 気性素直で きりょうよし サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二十
- 宇川男は 働らき者よ ドッコイセ コラセ
- 冬は酒屋へ 伏見 灘 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二一
- 冬の荒海 波のりこえて ドッコイセ コラセ
- とれた自慢の カニ料理 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二二
- 人と人との 相性がようて ドッコイセ コラセ
- 皆が一つで 町造り サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二三
- てっつきあだけて とつくりめげた ドッコイセ コラセ
- ぼーど中浜 そうだなーえ サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- 二四
- 皆がいっしょに 声はり上げて ドッコイセ コラセ
- 唄うふるさと 宇川節 サッサヨイヤノヨイヤサッサ
- ◎
- 山は緑に 松杉桧 ドッコイセ コラセ
- うまい松茸 山の芋 サッサヨイヤノヨイヤサッサ