「坂本龍馬の手紙」のトップページへ行く
こいわしはんのほかとやら あなどのせとのいなりまち ねこもしやくしもおもしろふ あそぶくるわのはる げしき ここにひとりのさるまハし たぬきいつぴきふり すてゝ 義利もなさけもなきなみだ ほかに こゝろハあるまいと かけてちかいし山の神 うちに いるのにこゝろのやみぢ さぐり〳〵て いでゝ行 とんとんと登る梯子の真中程で 国を去つて薩摩同志 楼に上る貧乏の春 辛抱しやんせと目に涙