坂本龍馬の手紙/慶応3年9月27日付本山只一郎宛

一筆啓上仕候。
然ニ先日御直申上置候二件の御決儀、何卒明朝より夜にかけ拝承仕度。将、芸州士官の者共も京師の急ニ心せき、出帆の日を相尋られ居申候。彼是の所御察被遣候。
早〻御決の上、出帆の期御命相願候。誠恐謹言。
  九月廿七日     直柔
   本山先生
       左右