坂本龍馬の手紙/慶応3年9月初旬佐々木高行宛1

先刻御見うけ申候通りニ、大兄の
反したまふより援隊壮士三四
等、ときの声を出し、ゑい/\と押
来り、くおふるに女軍吾
本陳お打破り其声百
雷のく、大兄此時ニもれたまふて、
地下に吾に何の御カホを見セ
たまふや。御心根御為聞可被遣候。なぜ
に来りたまハぬや、御為聞。

                  拝首。
々木将軍
     陳下         楳 拝首

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