坂本龍馬の手紙/宛先き、年未詳 推定、元治元年9月15日、勝海舟宛
< 坂本龍馬の手紙
龍馬 謹白
黒龍丸の船将
云〻の議論もて、其
御船を軍艦となし、
大炮を積、数年交代
しつゝ、且ハ神戸をも
守らむといふ。
軍艦といはゞ江戸の外の
物ならぬ心より、
右の論に決せむ。九月
拾五日、故に左の愁
願をなせり。
龍馬 謹白
黒龍丸の船将
云〻の議論もて、其
御船を軍艦となし、
大炮を積、数年交代
しつゝ、且ハ神戸をも
守らむといふ。
軍艦といはゞ江戸の外の
物ならぬ心より、
右の論に決せむ。九月
拾五日、故に左の愁
願をなせり。