国風歌舞(くにぶりのうたまい)は日本古来の歌曲、及び、それに付けられた舞。通常、雅楽に含まれる。
- 神楽歌
- 早韓神と其駒に人長舞(にんじょうまい)が付随する。
- 其駒
- 其駒ぞや 我に我に草乞ふ 草は取り 飼はん 水は取り 草は取り飼はん
- 東遊(あずまあそび)
- 駿河舞
- や、宇度浜(うとはま)に 駿河なる 宇度浜に 打ち寄する波は 七種(ななぐさ)の妹(いも) 言(こと)こそ佳(よ)し
- 言こそ佳し 七種の妹 言こそ佳し 逢へる時 いささは寝なんや 七種の妹 言こそ佳し
- 求子舞(もとめごまい)
- 千早ふる 春日の山の 三笠松 あはれれん れれんやれれんや れれんやれん の 三笠松
- 大和歌(倭歌とも)
- 大和舞(倭舞とも)
- 天晴(あは)れ あな面白 あな楽し あなさやけ おけ あしめ おけ おお
- 久米歌(q:日本神話も参照)
- 久米舞
- 宇陀の高城に鴫罠張る 我が待つや鴫は障らず いすくはし鯨障る 前妻が肴乞はさば たちそばの実の無けくをこきしひゑね 後妻が肴乞はさば いちさかき実の多けくをこきだひゑね
- 神風の伊勢の海の生石に 這ひもとほろふ細螺の い這ひもとほり 撃ちてしやまむ
- 大歌(おおうた)
- 五節舞(ごせちのまい)
- 乙女ども 乙女さびすも から玉を 袂にまきて 乙女さびすも
- 誄歌(るいか)