作者索引: ふ 藤原師輔
(延喜8(909)- 天徳4(960))
藤原 師輔(ふじわら の もろすけ)は、平安時代中期の公卿。村上天皇の時代に右大臣として朝政を支えた。摂政・関白・太政大臣として長く朝政を執った藤原忠平の次男として生まれ、忠平の教育を受けた師輔は有職故実の流派を確立。九条流と呼ばれ子孫たちに受け継がれることになった。これを纏めた書物が『九条年中行事』である。また、歌学にも優れ、家集『師輔集(九条右大臣集)』を残している。天暦10年(956年)「坊城右大臣師輔前栽合」を主催。代詠を頼むため紀貫之の家を訪ねた逸話などが『大鏡』に記されている。勅撰歌人として、『後撰和歌集』(15首)以下の勅撰和歌集に36首が採録されている。自身の日記『九暦』、子孫に宛てた遺訓書『九条殿遺誡』を残す。— ウィキペディア日本語版藤原師輔」より。
藤原師輔

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