住吉行宮阯の説明板

住吉行宮阯の説明板（すみよしあんぐうあとのせつめいばん）

• 所在地: 日本国大阪府大阪市住吉区墨江二丁目7番20号
• 作成年代: 1941年（昭和16年）3月11日
• 作成者: 文部省
• 註: 本文中の漢字については、原則字体差を基準に選択した。本文中選択されている漢字の中にはデザイン差であると判断される場合もあるが、字体差とデザイン差の基準が必ずしも明確ではないため、デザイン差が判別でき、かつ技術的に表現できるUnicode（IVSを含む。）の範囲内で文字を選択した。デザイン差が判別できない、又は表現できない字形については、Unicodeにおける標準となる字体を選択した。
• 註: 異体字セレクタに対応したブラウザ及びフォントを利用することで、以下のリストのとおり原文に近い字体を表現することができます。対応していない場合は、基底となる文字がそのまま表示されます。
  • 舊 → 舊󠄂（U+820A U+E0102）
  • 祠 → 祠󠄂（U+7960 U+E0102）
  • 迄 → 迄󠄂（U+8FC4 U+E0102）
  • 觀 → 觀󠄂（U+89C0 U+E0102）
  • 年 → 年󠄂（U+5E74 U+E0102）
• 註: 文中、以下の漢字等の字形については、技術的な制限により表現が困難であるため、通常の字形で記載した。
  • 殿 ; 「几」が「儿」となる字形
  • 御 ; 「彳」及び「卩」以外の部分が「[⿱土山]」となる字形（参考: グリフウィキ）

説明

住𠮷神社舊󠄂祠󠄂官津守氏居館内正印殿の一部なり

後村上天皇正平七年󠄂二月二十八日賀名生の行宮より着御津守國夏の館を御座所と定め給ひ 𨳝二月十五日迄󠄂御駐輦あらせられ 其の後正平十五年󠄂觀󠄂心寺行宮より再び行幸あり 同二十三年󠄂三月十一日遂に此の行宮に於て崩御遊ばされたり 而して明治元年󠄂四月二十日 明治天皇住𠮷神社行幸の砌 正印殿に御小休遊ばされたり

昭和十六年󠄂三月十一日

文部省