いつくしみ深き
『讃美歌』(1903年)
編集- ※(古今三百九十)
243 第二百四十三 What a Friend 87878787
- What a Friend we have in Jesus Prov. 18 : 24
- 兄弟よりもたのもしき知己もまた
- あり。 (箴言十八章廿四節)
た ふときわが友 エスキリストは
つみとがうれひを とりさりたま ふ
こゝろの悲歎 を つゝまずのべて
などかはおろさぬ おへるおもにをた ふときわがとも エスキリストは
われらのよわきを しりてあはれむ
なやみかなしみに しづめるときも
いのりにこたへて訓慰 めたまはんた ふときわがとも エスキリストの
ふかきいつくしみ永久 にかはらず世 の友 のわれを すてさるときも
いのりにこたへて憐憫 りたまはん
- 底本: 委員編『讃美歌』初版
- 註: この文書ではルビが使用されています。ここでは「
単語 」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。 - 変体仮名は現在用いられる仮名に改めています。
『改訂 古今聖歌集』(1922年)
編集※ 第四百七十一 (讃二百四十三)
- 何事にても我が名によりて我に願はば我これを成すべし
- 約十四○十四
- たふとき わが
とも エス キリストは
つみ とが うれひを とり さり たまふ
こゝろのなげき を つゝまず のべて
などかは おろさぬ おへる おもにを - たふとき わが とも エス キリストは
われらの よわきを しりて あはれむ
なやみ かなしみに しづめる ときも
いのりに こたへて なぐさめ たまはん - たふとき わが とも エス キリストの
ふかき いつくしみとは に かはらずよ のとも の われを すて さる ときも
いのりに こたへて いたはり たまはん
- 底本: 『改訂 古今聖歌集 譜附』初版
- 註: この文書ではルビが使用されています。ここでは「
単語 」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。
『讃美歌』(1931年)
編集- 五三九 箴言 一八・二四
- いつくしみ
深 き友 なるイエスは
つみとが憂 ひを とり去り給 ふ
こころの悲歎 を包 まずのべて
などかは下 さぬ おへる重荷 を - いつくしみ
深 き友 なるイエスは
われらの弱 きを しりて憐 む惱 みかなしみに沈 めるときも
いのりに應 へて慰 めたまはん - いつくしみ
深 き友 なるイエスは
かはらぬ愛 もて みちびき給 ふ世 の友 われらを すてさる時 も
いのりに應 へて勞 り給 はん
- 底本: 日本基督教団讃美歌委員会編『讃美歌』日本基督教団讃美歌委員会、1954年5月改訂版
- 註: この文書ではルビが使用されています。ここでは「
単語 」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。